Wednesday, October 05, 2005

万博二日目。

 万博二日目。今日は平日ということで、日曜だった昨日よりは多少なりとも快適に見物してまわれるかな、と思って会場に向かったんですが。全然読みが甘かった。むしろ午後2時くらいに着いた昨日より、10時くらいに着いた今日の方が様々なところで混みまくっていた。特にJRの最寄り駅から会場の間がかなり。昨日は比較的スムーズにリニアモーターカーに乗れたのですが、今日はその駅までが行列作ってましたので、バスを利用しました。こちらもかなりの行列でした。ただこれ、バスの数が少ない、というのではなく、むしろ車両は潤沢にありました。しかし、乗客からチケットを受け取って、バスに乗り込ませるのに手間取って、ついているバスがバス停の前に渋滞しているくらいでした。あのあたり、運営でカバーできる部分がかなりあったのではなかろうかと思いました。まあ、万博後のことまで考えると難しい部分もあったかもしれませんけどね。
 で、今日は昨日よりすいている、という読みで、昨日混んでいた所は今日に回すつもりだったんですけれども、残念、今日も昨日に負けず凄い混み方でしたので、見ようと思っていた企業のパビリオンとドイツ館はキャンセルすることとなりました。昨日からドイツ館は凄い混み様で、待ち時間3時間、しかも他の国に先駆けて終了してしまう、というなんだか殿様商売なのでした。どんな展示だったんですかね。企業のうち一つは昨日書いた通り、大学時代の研究室が関係していて、友人が開発に携わっていたので、できるだけ見たかったのですけれども、これも3時間待ち、上映(映画のたぐいなのです)時間1時間なので合計4時間かかります、とか言われたら、ちょっと見る気が失せてしまいました。他にも、多分Sharp館かどこかが6時間待ち、とかいう脅威の記録を打ち立てていました。というか、土曜日の日中などは更にひどかったのでしょうか。
 というわけで、今日はほとんど新しく展示を見たりすることができないまま(比較的すぐ入れそうな展示を探しているうちにどんどん時間が過ぎていってしまいましたので)、暑さやらにやられてへろへろになってしまいました。ただ、こういうときのビールはうまいですね。等と感じてしまうのです。年でしょうか。
 あと、アフリカ館のなかは太鼓とかをアフリカ人が売ってるだけだったのですが、外のステージでライブをやってたのはとても良かったです。ちょっと意識的にポリリズムって言うものを感じようとして聞いてましたが、やっぱり凄い。こう、なんというか、拍の頭って言う感覚は彼らにはあるのでしょうかね?なんであれでばっちりグルーヴしていくことができるのか、イマイチ分からないような。多分単純に僕の経験不足だと思うのですけれども、現代的にはもっとああいった純粋にリズム、というかグルーヴによって駆動される音楽があってもいいのに、と思いました。例えばミニマルテクノ(全然聞いたことないようなもですが)などは、本当にリズムもミニマルなので。アフリカのリズムは相当に複雑なのでしょう。少なくとも今回聞いた音楽は、ミニマルテクノの一万倍複雑でした(まあミニマルテクノと比較してはいけませんが)。ああいう音楽を生で聞く機会というのもなかなかないので、貴重な体験でありました。あ、そういえば昨日は初めて生ホーミーを聞きました。あれもやっぱり凄いですね。

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