Saturday, June 13, 2009

Lee Konitz, Don Friedman & Attila Zoller / Thingin

Lee Konitz, Don Friedman & Attila Zoller / Thingin
・この前渋谷で買ったLee Konitz, Don Friedman & Attila Zoller / Thingin (hatOLOGY 547)を聴く。2000年の録音である。ちなみに、このリー・コニッツという人はモダンジャズでも50年代から活躍している、つまりチャーリー・パーカーなんかと同時代の人であるんであって、未だ活躍をしているのには恐れ入ります。この作品はアルト、ピアノ、ギターのトリオ。50年代からコニッツはギターとのデュオで信じられないような名演を残しているけれども、ここでも自分のソロの時にはピアノを抜いてギターとのデュオで演奏している箇所があって、やはりすばらしいです。まあ、やっぱりかつてのクールネス全開で切れまくっていた録音ほどのひりひりした緊張感は無いかもしれないけど、一時代を築いてきた人だけが放つことができるオーラがあります。あとこのアルバムで発見だったのは、ドン・フリードマン。不勉強のため、彼は名盤「サークル・ワルツ」でしか知らなかったけど、その後も活動を続けていたんですねえ。ジャケットを見るとやはり相当にお年を召されていらっしゃるが、タッチも指さばきもシャープで、むしろ瑞々しい。
このアルバム、実はこれを書いている時点でまだ最初の2曲しか聞いていないんで、これから後の方の曲も聴きます。

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