2017年ベストアルバム10
2017年の個人的ベストアルバムを10枚。
- Jessica Hoop / Memories Are Now
ジャンル
- Indie Folk
レーベル
- Sub pop
アメリカのインディーフォーク系シンガーソングライターの6作目。影響があるのかどうか不明だが、一聴してフアナ・モリーナやホセ・ゴンザレスなどとも共鳴するような音響世界を展開するフォークミュージック。
- Boris / Dear
ジャンル
- Rock
日本のストーナーロックバンド25周年のリリース。さすがの貫禄。ギターの音色が素晴らしい。
- Tigran Hamasyan / An Ancient Observer
ジャンル
- Jazz
レーベル
- Nonesuch
アルメニア出身のピアニストがほとんどピアノと自身の声だけで作り上げた意欲作。バロック音楽のような響きからビートボックスまで飛び出す曲まであるが、やはりピアノのタッチが美しい。
- Chris Thile & Brad Mehldau / Chris Thile & Brad Mehldau
ジャンル
- Jazz / Bluegrass
レーベル
- Nonesuch
現代ジャズピアノの最高峰ブラッド・メルドーと、ブルーグラス/アメリカーナのバンドとして注目を浴びるパンチブラザースのクリス・タイルのデュオアルバム。曲を歌わせるということについてここまでのクオリティで実現しているアルバム、ミュージシャンはそういないと思わせられる。
- Tony Allen / The Source
ジャンル
- Afro Beat / Jazz
レーベル
- Blue Note
フェラ・クティを支え、アフロビートという一ジャンルを築いてきたドラマーによるBlueNoteからの新作。1940年生まれというからもう77歳ということになるが驚きの好盤。まさにアフロビートとジャズの旨味を凝縮した演奏。
- Craig Taborn / Daylight Ghosts
ジャンル
- Jazz
レーベル
- ECM
TzadikやThirsty Earと言ったレーベルからもアルバムを発表しているアメリカのピアニストによるECMからのアルバム。ちなみに今回リストには入れていないが、本作に参加しているChris Speedのトリオ作も佳作だった。
- Vince Staples / Big Fish Theory
ジャンル
- HipHop
レーベル
- DEF JAM RECORDINGS
若手ラッパーによる2作目。今年はケンドリック・ラマーも新作「DAMN.」を出しているが、こちらの方がエッジが立っていて好み。とはいえそのケンドリックも参加して好演している。
- Gorillaz / Humanz
ジャンル
- Alt Rock
レーベル
- PLG
デーモン・アルバーン率いるGorillazの7年ぶりの新作。麻薬的にキャッチー。しかし最近のライヴ動画とか見ると完全にデーモン以下ミュージシャンが普通に演奏するようになってるのね。
- Vijay Iyer Sextet / Far From Over
ジャンル
- Jazz
レーベル
- ECM
インド出身の現代を代表するピアニストによる3菅を伴ったセクステット構成の新作。ピアノトリオでリズム的なチャレンジの多かったECM前作も素晴らしかったが、そこにアンサンブルの要素を導入した佳作。
- Arca / Arca
ジャンル
- Electronic
レーベル
- XL
前作はインストだったが、今作は自身のヴォーカルをフィーチャーしたアルバムとなった。その影響もあって異常なまでの官能美。
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